オール電化住宅へお住まいの市内のK様よりご相談がありました。
「新築してから13年経つが、最近エコキュートで追い炊きができなくなり、パネルの電源が入らないときもある。何とかならないか」
「深夜電力でお湯を沸かし、蓄熱暖房を利用しているが、子供が独立して夫婦二人暮らしなので暖房を使うのは、ほぼ居間だけ」とのことです。
この様な環境と事情を考慮し、設備業者さんと都市ガスの鶴岡ガスさんを交え協議しました。
現在のエコキュートを撤去し、新たなエコキュートへの入れ替えをした場合、エコキュートそのものが高価なため初期費用がかさんでしまいます。
電気の使用状況を、毎月の利用料金の伝票で確認し、ガスに変えた場合のランニングコストを比較した結果をK様に報告しました。
それを受けてK様は、電気の契約を変えること無く、電気給湯エコキュートから高効率の都市ガス給湯エコジョーズに変える選択をされました。
工事が完了し、使用したご感想をたずねます。
「(ガスに変えたら)今までよりもシャワーの勢いが強くて大変良いが、暖かなお湯が出るまで多少時間かかる」とのことでした。
電気とガスそれぞれの使用感に違いがあり、こちらも勉強になりました。
電気とガスではそれぞれに優れているところがあり、初期費用にも違いがあります。
家族構成やお湯の使用量、暖房環境にも左右されるため、状況に応じた適切な選択の必要性を改めて実感いたしました。
給湯機や暖房のリフォームをご検討されているお客様が正しい選択をできるように、これからも状況に応じた適切な選択のお手伝いを行ってまいります。