リフォーム:一戸建 遊佐町中古住宅
遊佐町の名峰鳥海山を麓から望む、築40年の和風平家宅にお住まいのKさんからご相談がありました。
なんでも江戸時代から亘り受け継いできた由緒ある旧家とのことです。
お伺いしてみると、重厚な外観や、二間続きの和室、立派な彫刻を施した欄間に圧倒されます。
とても素晴らしい邸宅ですが、やはり経年劣化により、玄関からホール付近、隣の和室8帖辺りの雨漏り、平家とはいえ、少し傾斜の緩い瓦屋根など、40年の歳月による傷みも見受けられます。
下地材等は朽ちてきている状況でした。
台所・浴室は、新築した当時のままお使いのため、キッチン流し台やタイル張りの壁、浴槽と痛みが激しい状態です。
20年前に増築された部屋は、酷い結露に悩まされているとのことです。
浴室及び洗面脱衣場は、居間と勝手口との間にあり、使い勝手が悪く間取りの変更が必要な状態です。
寝室として使われている和室、客間として使われている和室は、ライフスタイルの変化から洋室への変更をお望みです。
このような状況のため、構造躯体である柱だけを残し、屋根瓦を葺き替え、建物全体をリフォームすることとなりました。
玄関と立派な二間続きの和室だけはそのままに、外壁の張り替えからサッシなどの鋼製建具の交換も含め大がかりなリフォームです。
使い勝手の悪かった浴室及び洗面室は、新たに居間から廊下を設け、使いやすい北側の寝室があった場所に設置しました。
北側にあった寝室は、浴室及び洗面脱衣場のあった場所に洋室として生まれ変わりました。
立派な二間続きの和室は残し、それ以外の和室はこれからのライフスタイルに合うように全て洋室に変更しました。
建物への思い入れや愛着はそのままに、性能や機能を現代に合わせたフルリノベーションな施工となりました。
工事中
完成
リフォーム:都市ガス給湯 鶴岡市K邸
オール電化住宅へお住まいの市内のK様よりご相談がありました。
「新築してから13年経つが、最近エコキュートで追い炊きができなくなり、パネルの電源が入らないときもある。何とかならないか」
「深夜電力でお湯を沸かし、蓄熱暖房を利用しているが、子供が独立して夫婦二人暮らしなので暖房を使うのは、ほぼ居間だけ」とのことです。
この様な環境と事情を考慮し、設備業者さんと都市ガスの鶴岡ガスさんを交え協議しました。
現在のエコキュートを撤去し、新たなエコキュートへの入れ替えをした場合、エコキュートそのものが高価なため初期費用がかさんでしまいます。
電気の使用状況を、毎月の利用料金の伝票で確認し、ガスに変えた場合のランニングコストを比較した結果をK様に報告しました。
それを受けてK様は、電気の契約を変えること無く、電気給湯エコキュートから高効率の都市ガス給湯エコジョーズに変える選択をされました。
工事が完了し、使用したご感想をたずねます。
「(ガスに変えたら)今までよりもシャワーの勢いが強くて大変良いが、暖かなお湯が出るまで多少時間かかる」とのことでした。
電気とガスそれぞれの使用感に違いがあり、こちらも勉強になりました。
電気とガスではそれぞれに優れているところがあり、初期費用にも違いがあります。
家族構成やお湯の使用量、暖房環境にも左右されるため、状況に応じた適切な選択の必要性を改めて実感いたしました。
給湯機や暖房のリフォームをご検討されているお客様が正しい選択をできるように、これからも状況に応じた適切な選択のお手伝いを行ってまいります。
リフォーム:一戸建 鶴岡市青柳町中古住宅
ご購入いただいた中古住宅をリフォームいたしました。
昭和の時代に増改築が行われていた家で、二間続きの部屋が2ヶ所あり、キッチン、浴室、洗面所がかなり古く改装工事を行うことになりました。
玄関入ってすぐの茶の間を広いホールにし、続き間だった座敷はそのまま客室にしました。
台所のキッチンを入れ替え、襖で仕切られていた和室と繋げて居心地の良いLDKへと変貌いたしました。
奥にあるもう1つの続き間は、それぞれ独立した洋室へと生まれ変わり、夫婦寝室と子供部屋に。
今後は屋根を含めた外装をリフォームする予定です。
ビフォー
アフター
リフォーム:屋根瓦 鶴岡市S様邸
市内のSさんより、雨漏りの相談受けました。
「雨が降るたびに、1階南西側の寝室(10帖)の天井からポタポタ雨漏りする」との事です。
早速、屋根瓦(棟、平瓦)、天井裏を調査しました。
築40年を経過し、棟瓦と平瓦との間のモルタルが劣化して木製下地まで傷んでいます。
これが原因でした。
現況の瓦に、一部、割れも見受けられるため、寝室にかかる瓦の葺き替え工事を行う事にしました。
現況の瓦を処分し、下地の部分より工事を始め新瓦を葺き替えて工事を終えました。
入母屋部分の木製破風板をサービス工事で塗装いたしました。
リフォーム:屋根瓦 鶴岡市佐藤様邸
2年前に、ダイニングキッチンをリフォームした市内の佐藤さんからの相談です。
今冬の厳しい風雪と積雪で、瓦が割れて飛ばされ、地面に破片が散乱しているそうです。
「雪止め瓦が落下してしまい、また大雪や暴風雪になった場合に大きな影響がありそうで心配だ」と相談されました。
早速、現場を確認したところ、聞いていた通りの惨状で、調べてみると古い瓦の雪止め施工に問題があることが分かりました。
修復には、割れた瓦を新たな瓦に取り替え、雪止め瓦を現代の施工でやり直す必要があります。
このような場合は、火災保険が適用される場合が多いことを説明し、保険会社への問い合わせを進言しました。
結果、今回の瓦の落下による工事は、火災保険の対象工事として認めてられ、保険料で工事代を賄うことができました。
外溝工事は、ほとんどの場合、足場を組んで作業する必要がある為、「この際、痛んでる外壁もフッ素塗装工事をした方がいいですよ」とお勧めし、今回は、屋根瓦工事と共に外壁及び外廻りの塗装工事も併せて行いました。
雪害に強い屋根とモダンなツートンカラーの外観に一新され、安全で綺麗な家に仕上がりました。