まず、結果からですが。グループD、2分け1敗のグループ内3位で準決勝進めず敗退となりました。
思えば、初戦が全てでした。
1試合目の室蘭シニア50戦は、前半1-0で折り返してからの逆転負け。1-2で惜敗。
後半から出場(FW)の私は・・極度に緊張し、全国の雰囲気に吞まれてました。
フリーでパスをもらい、簡単にターンできる場面でも、後ろに又は真横の味方にパスを出してしまう・・
中盤より下に下がって守備をしなければならない時には、味方に声もかけずにダブってしまう・・こんなもどかしい時間が過ぎます。
それでも、FWの私には一度だげビッグチャンスが訪れます。
ペナルティーエリア前付近。監督兼プレイヤー(右MF)Mさんのスルーパスに反応した私は、相手ディフエンスを一歩かわしてゴール前へ・・
そのまま右足を振りぬけば良いものを・・真横にいた味方のKさんにパスを出してしましました。
パスの予測がつかなかったKさんは少しトラップが流れ、相手ディフエンスにクリアされてしまい万事休す。
何故、シュートしなかったのか?自分でもわかりません。
後半10分前位での事でした。まだ1-0で勝っていた場面でした。
その後の展開は・・室蘭さんのセンタリングミスが(そうだったと思われる)幸運にもゴールになり同点。
前がかりの鶴岡を二本のカウンターパスから、ロングシュート。これがまた、入るんです。逆転。
何とか同点にしたい鶴岡は、波状攻撃を仕掛けます。イケイケなパワープレーを試みますが、室蘭さんに跳ね返されます・・
無情にも、試合終了のホイッスルが鳴り全国大会の初戦は、後味の悪い形で終わりました。
私は、あのチャンスの場面でのシュート出来ない自分を責めるしかありません。
チームの皆も、私を責めます。その夜の「食い倒れ大阪夜の大反省会」でも酒の肴は、私の消極的プレーでした。
二日目。相手は徳島シニアさん。ボールポゼッションは、圧倒的に鶴岡。中盤を支配し、ある程度の相手エリアにはいきます。
ただ・・ディフエンスがもの凄く堅い。横に並んだDF陣は簡単には崩れません。
その辺をハーフタイムで確認して臨んだ後半。
左サイドでかわしてゴールにドリブルした私は、徳島さんの二人目のセンターバックに簡単に足を出され、ボールを奪われます。
鶴岡は、中盤でボールを持てるのに、なかなかゴール前にいけない。前を向いても屈強なディフエンス陣に跳ね返される。
私を含め鶴岡FW陣は、ある程度までいき、MFに戻してミドルシュートを打ちますが枠を捉えられません。時間ばかりが過ぎ、スコアレスドローに終わりました。
二試合目は、広島フォーティ-ズ。自力1位の無くなった鶴岡です。一方、勝つか引き分けで1位通過。負ければ敗退もありえる広島さん。
意地です。
鶴岡、勝って1勝しょう!ベンチで最後の円陣。
全勝で準決勝行くぞ!負けたら終わるぞ!と、広島さんのベンチ。
前半から出場の私には・・・なんと!足元にきたパスは一度もありませんでした。
私より相当年上であろう広島さんのセンターバックは・・屈強でした。
守備に追われる私は、ルーズボールを競っても負けます(ヘディングでも)。
自陣に下がってボールを貰おうとしますが、ピッタリくっついた相手に体を寄せられ、何故か転んでしまします。
そうとうに走らされました。なんとか前半0-0で折り返し、キーパーからFWまで11人総取っ替えの後半、鶴岡は背水の陣です。
勝ちたい。
後半、ベンチで・・危ない場面には神頼みです。
ちょっと息の上がったディフエンス選手には、前半出ていて後半退いた選手を、また、交代で投入です(シニアは何度でも交代出来ます)
膠着状態のまま、試合終了です。0-0のまま終わりました。
1位 広島 2勝1分
2位 室蘭 2勝1敗
3位 鶴岡 2分1敗
4位 徳島 1分2敗
結果は上記の通りでした。広島さんは、準決勝で福岡さんに0-1で敗れ3位となりました。決勝は、福岡さんが神奈川さんに0ー0PKで優勝だそうです。
福岡さんの試合は何度か合間に観戦する事できました。
上手で速い。ミスが無い。意思が統一されている。3列目がちゃんと予測し動く。
全てに素晴らしく、観戦できて大変良かったと思います。
子どもの頃から、一度も全国大会など経験の無い私には、50歳で夢のような大会となりました。
JFA主催の素晴らしい会場で、試合ができ大変光栄です。
いつか又、いやいや来年も。この様な大会に参加できる様にケガに気を付け頑張ります。